有名な賛美歌・聖歌一覧
世界中で愛されている賛美歌。
キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。
優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。
今回はそんな賛美歌の有名な作品をピックアップしてみました。
作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌の知識がない方でも楽しめる内容です。
日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?
それではごゆっくりとお楽しみください!
もくじ
- 有名な賛美歌・聖歌一覧
- JerusalemHubert Parry
- いつくしみ深きJoseph M. Scriven, Charles Crozat Converse
- 讃美歌320番「主よみもとに近づかん」Sarah Adams
- 讃美歌103番「牧人ひつじを」William Sandys
- 讃美歌461番「主われを愛す」Anna P Warner
- Be Thou My VisionAudrey Assad
- Guide Me Oh Thou Great RedeemerCharlotte Church
- アメイジング・グレイスJohn Newton
- The Day Thou Gavest, Lord, Is EndedChoir of King’s College
- Dear Lord and Father of MankindChoir of King’s College
- Come Thou Fount Of Every BlessingChris Rice
- 讃美歌111番「神の御子は今宵しも」John Francis Wade
- きよしこの夜Thomas Boys Choir
- 讃美歌373番「ナルドの壷」Edwin Pond Parker
- 讃美歌354番「かいぬしわが主よ」William Bradbury
- 讚美歌301番「山べにむかいて」Charles H.Purday
- You Raise Me UpCeltic Woman
- もろびとこぞりてGeorge Frideric Handel
- ジョイフルジョイフルLauryn Hill
- 讃美歌257番「神は我がやぐら」Martin Luther
- 讃美歌66番 「聖なる、聖なる、聖なるかな」John Dykes
- 主の御手に頼る日は作詞:不詳/作曲:アンソニー・ショウォルター
- 讃美歌194番「栄えに満ちたる」John Newton
- Sing It in the ValleysKevin Mayhew Ltd
- 讃美歌96番「エサイの根より」
- Abide With MeAudrey Assad
- Praise My Soul the King of HeavenMatthew Brown
- The Lord’s My Shepherd – Tune: CrimondJohn Siderius
- 賛美歌第2編219番 さやかに星はきらめきLouis Adam
- Guide Me, O Thou Great RedeemerEly Cathedral Choir
- 讃美歌262番「十字架のもとぞ」Elizabeth Cecelia Douglas Clephane
- 讃美歌130番「よろこべやたたえよや」Händel
- All Creatures of Our God and King (Arr. Buck Mangum)BYU Vocal Point
- 希望のささやきHayley Westenra
- Lord of All HopefulnessThe O’Neill Brothers Group
- Love Divine, All Loves ExcellingTim Brace
- How Great Thou Art (with Vince Gill) – Live from ACM Presents: Girls’ Night OutCarrie Underwood
- ひいらぎかざろう詞:ウェールズ民謡/曲:ウェールズ民謡
- 讃美歌298番「やすかれわがこころよ」カタリーナ・A・D・フォン・シュレーゲル
- 讃美歌第二編一番「こころを高くあげよう」ヘンリー・モンテギュー・バトラー
- Make Me a Channel of Your PeaceSusan Boyle
- 讃美歌第二編195番「キリストには代えられません」作詞:レア・ミラー/作曲:ジョージ・ビバリー・シェー
- A Mighty Fortress is Our God from Cantata No. 80, BWV 80 – VoiceJ.S.Bach
- Morning Has BrokenNeil Diamond
- 第II讃美歌196番 「救い主は待っておられる」Ralph Carmichael
- Dear Lord and Father of Mankind / He Leadeth MeThe O’Neill Brothers Group
- 讃美歌 98番 「天には栄え」Felix Mendelssohn
- 讃美歌216番「ああうるわしきシオンのあさ」Thomas Hastings
- 讃美歌370番「めさめよ、わが霊(たま)」Philip Doddridge
- わがたましいをCharles Wesley
- Earth and All StarsLive Hymnal
- 讃美歌 4番「よろずのくにびと わが主にむかいて」Loys Bourgeois
- Ave MariaSonya O’Malley
- JerusalemThe Oxford Trinity Choir
- 天には栄え作詞:チャールズ・ウェスレー/作曲:フェリックス・メンデルスゾーン
- I vow to thee my countryChoir of King’s College, Cambridge
- 讃美歌第二編216番「みつかいうたいて」William Chatterton Dix
- As I Kneel Before YouJames Kilbane
- 山路こえて作詞:西村清雄/作曲:アーロン・チャビン
- At the Name of JesusChristopher Walker
- 神共にいまして作詞:ジェレマイア・ランキン/作曲:ウィリアム・トウマ
- Amazing GraceAlan Jackson
- 讃美歌582番の「神の御子にますイエス」John Douglas Scott
- 神は愛なり作詞:三谷種吉/作曲:不詳
- 讃美歌21・471番「勝利をのぞみ」Charles Tindley
- He Who Would Valiant BeThe Choir Of Christ’s College
- Praise to the Lord, the AlmightyDon Moen
- 讃美歌122番「みどりもふかき」Eustace Rogers Condor
- 讃美歌294番「み恵みゆたけき」William Bradbury
- Shine Jesus ShineGraham Kendrick
- 讃美歌第二編184番「神はひとり子を」三谷種吉
- All Beautiful the March of DaysMac Frampton
- Be Still, for the Presence of the LordCeleste
- 讃美歌142番~さかえの主イエスの~Isaac Watts
- The King of Love My Shepherd Is (Arr. Dan Forrest)Dan Forrest
- 讃美歌94「久しく待ちにし」John Mason Neale & Thomas Helmore
- みめぐみゆたけき作詞:ジョセフ・H・ギルモア/作曲:ウィリアム・ブラッドベリー
- Canticle Of The SunJon Sarta
- 十字架の血にLewis Hartsough
有名な賛美歌・聖歌一覧
JerusalemHubert Parry
迫力のあるオーケストラの演奏と大合唱で、イギリスの壮大な歴史と自然を感じさせる讃美歌『Jerusalem』。
18世紀の詩人、ウィリアム・ブレイクさんが書いた『Milton』という詩から引用しており、1916年にイギリスの作曲家、チャールズ・パリーさんが作曲しました。
イギリスでは「第二の国家」として国民から愛されている讃美歌です。
国をあげての一大イベントが開催される際には必ずと言っていいほど演奏される定番曲です。
(宵待ジェーン)
いつくしみ深きJoseph M. Scriven, Charles Crozat Converse
日本ではなじみの深い『いつくしみ深き』。
聞き慣れた曲ということで、葬儀や結婚式、入学式でも歌われることがあります。
作曲家のチャールズ・コンヴァースが当時、作者不詳であったこの詞に感銘を受け曲をつけて完成したと言われています。
作詞者ジョセフ・スクライヴンの婚約者が結婚直前に亡くなり、深く悲しみ失望していた彼が、その苦しみの中でイエス・キリストに祈り、全ての苦しみをイエスにゆだねた時に生まれた詞といわれています。
「悲しみや困難が訪れたとき、イエス・キリストはいつでも見守っている」という思いが込められている賛美歌です。
(HATSUMI)
讃美歌320番「主よみもとに近づかん」Sarah Adams
『旧約聖書』の中の一節を基に、イギリスのサラ・フラー・アダムスによって19世紀に詩が書かれました。
現在知られている旋律は、アメリカの作曲家ローウェル・メイスンによって書き起こされた旋律が基となっています。
1912年、豪華客船タイタニック号が沈没する際に、沈みゆく船上で同船の弦楽奏者たちがこの曲を演奏したといわれています。
この話は1997年の映画『タイタニック』の中でも描写され、この曲が広く知られる一助となりました。
(HATSUMI)
讃美歌103番「牧人ひつじを」William Sandys
この曲は、クリスマスに歌われるイギリスのキャロルです。
キャロルとは元来、踊りのための民謡でしたが、宗教的な礼拝のなかで歌われるようになり、現在では賛美歌の一種となったものです。
この曲の旋律は、イングランド西部地方に17世紀以前から伝わっている旋律です。
このクリスマス・キャロルで歌われているのは新約聖書の一節で、羊飼い達が羊の群れの番をしていたその夜に、空から神の使いが現れるシーンが描かれています。
(HATSUMI)
讃美歌461番「主われを愛す」Anna P Warner
日本人が始めて日本語で歌い、日本人に最も愛唱されたと言っても過言ではない讃美歌『主われを愛す』。
元の歌詞は1860年に出版されたアンナ・ワーナーの小説『Say and Seal』の一節で、主人公の少女フェイスが見守るなか天に召されようとする、幼いジョニーの口から漏れ聞こえる歌からきています。
この曲の旋律、どこかで聞いたことがあるような気がしませんか?
実は、童謡『シャボン玉』の曲調と非常に良く似ていて、さらにどちらの歌も「消え行く幼き命への祈り」を歌っているという共通点があります。
(HATSUMI)
Be Thou My VisionAudrey Assad
もともとは古典アイルランド語の歌詞でしたが、現在は全世界の英語圏の教会で歌われているキリスト教の伝統的な賛美歌「こころみの世にあれど」。
キリストを愛して従う者に与えられる平和を表現した賛美歌となっています。
オードリー・アサドはニュージャージー出身のシンガーソングライターで、プロテスタントの家庭に生まれ育ちました。
彼女の歌声は力強くも、包まれるような優しさを持っています。
(HATSUMI)